Iwa

火の道のIwaのネタバレレビュー・内容・結末

火の道(2012年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

リティク様、相変わらずお美しい
サンジャイ・ダット全然気づかなかった…

⚫︎序盤
ああいう集団ヒステリーみたいなの怖いな、現実でも10年くらい前にもレイプ犯だと思われた人がリンチで殺されたりしてたよな…
皆心の底ではマスターのこと嫌いだったのでは?と思うレベルであっさり彼が犯人だって信じちゃってた
高潔な人が実はやばい奴って筋書きが好きなのでは?て感じ

⚫︎成り上がり
なんかこう、もう少しLalaとの師弟の絆みたいなのがあると、後半の盛り上がりがあったのかなという気もした
Lalaが人身売買とかいうクソみたいな仕事してるから、あまりそこの絆を描くと微妙って感じなんだろうけど

⚫︎サンジャイ・ダット
最初のシーンで鏡割るなど、トラウマがある感じを匂わせつつ、意外とあまり深みがないまま終わっちゃったな…という気持ち。
警察の持ってる写真と随分違うな、みたいなセリフも何かの伏線かと思ったら違うし…。
怪演ではあるんだけど、サンジャイさんのポテンシャルならもっと魅力ある悪役にできたのではと思ってしまう。
目的もよう分からんしな。

⚫︎ラスト
復讐のためだけに生きるのも辛いよなあ…。
復讐に生きなければ、カーリも生きてただろうし、妹とお母さんと楽しく暮らしてたのにね。
家族は最後に戻ってきたけど、それ以外に得たものってないもんな。

お父さんの名誉回復するのかなと思ったらそれもないし、犯人たち野放しだし(もう死んでそうだが)。

火の道を歩いて燃え尽くされてしまったって感じもするよな…。
Iwa

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