原題そのままだけど、タイトルがまずかったんじゃないかなぁ…
シチュエーションスリラーを期待してしまうと、やや肩透かしでした。
当初の印象では「呑む・犯す・殺す」しか考えてなさそうな兵士二人組は、主人公達の女性目線も相俟って本当に怖かったのですが、いざ家に侵入してくる場面でこちらの逃げ場を奪うような「追い詰め」描写が然程なかったため、襲われる三人は怖かっただろうけど、観てるこちらはそこまで大した脅威には感じませんでした。
苦く、不憫な「巣立ち」のようなラストは、小品としてはなかなか衝撃的だった画も含め、悪くなかったです。