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ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たちのokappaのネタバレレビュー・内容・結末

2.2

このレビューはネタバレを含みます

謎邦題により、謎に戦いまくるB級ドタバタなんちゃって中世ものかと思っていました。なので序盤は何だちゃんとペストにまつわるシリアスなストーリーなのかと思いました。序盤は。

司教に遣わされた使者達(リーダー:ウルリク)+神を信じているが女性を愛してしまい境界をふらついてる修道士オズマンドが、悪魔崇拝によりペストに襲われないと噂の村へ行くお話。大筋は悪くなさそうに見える。が、なんだかまとまりのないお話でした。

ネクロマンサーがいると決めつけ殺す気満々の使者たちvs村の指導者を信じ村を守るため?の対処(主に殺す)に全力の村人。

うーん、、ウルリクが序盤に言う、悪魔は己の中にいるというのがテーマなのかなとは思います。ペストや神という人智を越えたものに動かされてると見えて、その実それぞれ己のためと意志により人を殺しているので。キャラ濃いめの人物が多が、どのキャラもイマイチな活躍で不完全燃焼。ペスト、神や宗教、それを信じる人々、魔女狩りなどの偏見差別、それぞれについてどれも中途半端に取り上げて終わるなという印象。

使者のリーダーウルリクがショーン・ビーン、ふらふら修道士がエディ・レッドメインです。豪華ではある。2人とも中世風な衣装がすごく似合います。ショーン・ビーンはほぼボロミアだった…。ラスト付近のエディ・レッドメインは見た目ほぼ闇落ち後の青年アナキン・スカイウォーカーだった…。

ショーン、またはエディがお好きな人にはオススメは出来るかなと思います。水に浸けられて震える2人を観ることができます。
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