ともぞう

星の子アルフェのともぞうのレビュー・感想・評価

星の子アルフェ(2012年製作の映画)
4.0
障害があろうとなかろうと、自分の子は可愛い。でも、その子の将来を考えるとどうしようもない不安に襲われるのも事実。そんな不安を笑い飛ばしてしまうような大自然の美しい景色に圧倒される。両親と周囲の愛情に包まれ、アルフェの未来に幸多きことを願いたい。

〈あらすじ〉
映画監督ユゴー・ラチュリップが、娘アルフェとの日常を愛情豊かに描き、教育とは何かを問うドキュメンタリー。アルフェは遺伝子障害のために発達が遅れている。父ユゴーは、アルフェを特別学級には入れず、スイスのアルプスに一年間移り住み、大自然の中で娘の成長を見守ることにした。父親である監督の、娘に対する優しく辛抱強い視線は、日常生活の中で忘れがちな世界を想い出させ、あらゆる子どもの可能性を信じ、受け入れることの大切さを訴えかける。
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