デルタ

翼をくださいのデルタのネタバレレビュー・内容・結末

翼をください(2001年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルーカス・ドン監督のベルギー映画『CLOSE/クロース』を鑑賞し、
似たような作品があったなと思い出したので記録。

メアリーは、義父とうまくいかずに女子寄宿学校に入学。
活発なポーリー、美しいトリーと同室になります。
ポーリーとトリーは親密で、屋上でキスを交わしたり、
メアリーが寝ている間に体を重ねたりします。
ある朝、トリーの妹と友達が部屋に駆け込んできたため、二人が全裸で同じベッドに横たわるのを見られてしまいます。
自分が同性愛者であることを知られたくないトリーは、
ポーリーが自分に片思いをしており、勝手にベッドにもぐり込んだと言って妹の疑惑を払拭します。
トリーは、自分の卑怯さを認識しながらもポーリーを避けるようになり、
疑いを晴らすために男子校の生徒と付き合い始めます。
深く傷ついたポーリーは、次第に精神を病んで錯乱していくのでした…

約20年ほど前に観た作品。当時としては、とても衝撃的な作品でありましたが、その美しさに魅了され、DVDを購入して今も大切に保管しています。
若きパイパー・ペラーボが魅せる愛情と狂気に震える演技、ジェシカ・パレの透き通るような美しさ、
まだ幼いミーシャ・バートンがメアリー役を務め、物語の語り部となっています。
子役時代のエミリー・ヴァンキャンプも少しだけ登場します。

オススメの一本。
デルタ

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