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エレファントの記録のレビュー・感想・評価

エレファント(1989年製作の映画)
5.0
なんだこれは👀❗️

セリフ、BGM、ストーリーは一切なく、ただ人が歩いてきて銃で標的を撃ち殺し去っていくという内容の30分程度のオムニバスショートムービー

とにかく淡々と映像が進み突然人が撃ち殺される

見ていてめちゃくちゃ北野武や黒沢清の銃撃シーンを想起させた

EDで製作の名前にダニー・ボイルがありさらに驚く

概要欄にある英文を翻訳したところこのように書かれていた

セリフがほとんどないこの映画は、18の殺人事件を描き、一部は当時の警察の報告書から描かれた実際の事件に基づいている。16ミリフィルムで撮影され、その多くはステディカムで撮影され、監督が常用していた手法であるトラッキングショットが何度も使われている。粒子の粗い16ミリフィルムは、セリフや筋書き、物語、音楽の欠如とともに、この映画に冷徹な観察ドキュメンタリーの雰囲気を与えている。犯人や被害者については何も語られない。あるシーンでは、ガンマンがゆっくりと車を走らせ、交通のために道を譲るために停車することさえある。被害者は遺体の静止ショットで数秒間映される。
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