Asuuu

メイズ・ランナーのAsuuuのレビュー・感想・評価

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)
3.8
『メイズを出るにはどうすればいいんだ?』
『なぜここに送られたのか?』
『出口は存在するのか?』
全ての答えは【分 か ら な い】

映画を久しぶりに観るってなって
何みよう?とソワソワした末
原作小説を読んでた"メイズランナー"にしました…🧐
これは…面白い✨隠れた名作👏
原作も面白いけどリアル過ぎて恐れいりました…
ティーンエイジャーに向けた映画かと思ってたけど意外とテーマが深くてびっくりした作品

《ストーリー》
主人公は記憶のないままエレベーターに乗せられ、目が覚めると"グレード"と呼ばれる30mのコンクリート塀に囲まれた平原に着きます。

そこには同じく記憶を失って来た少年達が自給自足しながら生活していました…
毎月こうやって必要物資と誰か1人新入りが来るよう。

自分の名前がトーマスだと気づき、何とか外に出ようと奮闘しますが外はメイズになっていて外には出れないと言われます。

ここにはルールがあって、
それぞれ個人に役割と仕事が与えられるのと、仲間を絶対に傷付けないこと
そして…絶対にメイズに近づかないこと。

メイズにはランナーと呼ばれる役割を持つ者だけ毎日メイズに出て出口を目指し、日の入り前に帰って来るのがルール、
メイズは毎晩動いて変わる。それを守らないと…

一月経たずして1人の女子テレサが運ばれた。彼女は目を覚ますと開口一番『トーマス』と言うではないか…不思議なことにトーマスも夢で彼女を知っている。

それから妙な事件が多発する。周りはトーマスやテレサを敵視したり怪しむように。
自分達がここに送られた目的・意味とは…?

《見どころ》
独特の世界観にハマった!
映画「CUBE」のような密室シュチュエーションからの脱出…に似た雰囲気だけど
メイズランナーの方が好きでした♥

この映画には殺伐としたメイズと平和なグレード2つの世界があるので必ずしも脱出する必要があるのかと言われると分からない(結局展開は脱出しなきゃだけど)
それが仲間同士の大きな溝になった…

本作の悪役ギャリーが
ここなら安全なのになぜ出口を目指す?と聞かれてトーマスは危険だ分からないかと理解を求めるけど一部には分からない場面
そこが面白かった🤩

人が多い分クリード内はもはや1つの社会
皆ルールを守り、秩序を保って、団結している
色んなキャラがあって個性が見えるし前向きに何でも試すトーマスみたいな者もいればギャリーのように保守的な者もいる。

恋愛とかそうゆう要素よりかは本質的な大事な何かに気付かされました。

《気になった部分》
トーマスが余りにも破天荒キャラ過ぎて(考えて行動はするけど)主人公じゃないと絶対3回は死んでるw

展開が早すぎて狙ってやった感がしたのは残念だった…映画なのでご都合主義なのは仕方ないが

敵を倒してランナーになるまでに3日はスピード出世過ぎてついていけなかったw

原作小説が分厚い分内容は濃いので
めっちゃ簡略化したお話だった…

だけど、原作見てない人も見た人もこの世界観が好きならきっと満足出来ると思う✨
Asuuu

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