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ローマ環状線、めぐりゆく人生たちのアガナシInOUsのレビュー・感想・評価

3.6
途中の太陽が赤く燃えるシーンの映像が、内容がより宗教的だったのも相まって、いわゆる「中盤の味変」になっており、ドキュメンタリー映画を鑑賞させる術になっている。基調となる色は、夜色→夕色になってるけど、ただ、色調がどんどん狂ってきてる様に見えて、ドキュメンタリー映画のフィクション化にも見えるし、ソレはロージ監督、ちょいちょいやるんじゃないかと思う。雪の渋滞シーンもソレは同じで、このシーンと、ラストの監視カメラのシーンがこの映画の核です。ちなみに、色はまた元に戻る。あと、ヤシの害虫対策してるオジさんが、この映画内でちょっと異質で、カメラと会話してる(独白やが)。
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