マリンの神風

ナチュラルのマリンの神風のネタバレレビュー・内容・結末

ナチュラル(1984年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

人は奇跡を起こす。

「記録より記憶 王道の野球物語」
1920〜30年代アメリカ、ワンダーボーイ(神童)左腕の少年ロイ ホッブスは父の教え・才能+努力により、メジャーリーグ シカゴ カブスのスカウトで強打者ワーマーを3球三振に取り順風満帆も、恋人に銃弾で撃たれ夢が途絶える。
16年後、風の様に現れた彼は新人右翼手として弱小ニューヨーク ナイツの背番号9を背負う。連敗中のミーティング不参加で2軍降格を命じられるも実力で覆す。代打で初出場し自作のバットでボールを粉々にする 稲妻打法 で3塁打を放ちチームを勝利に導く。彼の攻守の大活躍でチームは連勝・英雄に。
しかし、女性関係浮彫りにスランプに陥りチームも低迷。だが、運命の女性と出逢い復活のホームラン・連勝街道まっしぐらで優勝争いの中、銃弾の古傷により緊急入院し復活不可能の診断・引退勧告も、死を覚悟し復活。
2対0でリードされた9回裏2アウト、打席に立ち奇跡のホームラン…。

評価点…終盤 銃弾事件に触れる、空白の16年間も苦悩と不屈の努力の想像付く、最後の対戦投手が本来の思い描いた自分、バットの物語性、謎の手紙、その後が気になる締め
投手の才能も怪我で野手に転向した経歴=「メジャー」茂野吾郎、投手から野手に転向した天才左打者 背番号9 =幕張の安打製造機 福浦コーチのモデルに近い。

実力者・神童 佐々木朗希よ、千葉ロッテマリーンズに奇跡の優勝を…。