MINAMI

曼陀羅のMINAMIのレビュー・感想・評価

曼陀羅(1971年製作の映画)
3.9
実相寺昭雄監督

これまた難しいナ、「無常」と題目は引き続いているように思えるけど、無常よりちょいと難しかった。映像のかっこよさはピカイチ、キレキレ。

左派が勢いを持っていた頃の、仏教、時間、無常、エロティシズム、これらの掛け合い

時間は観念的なもの、実在ではない
時間を捨てようとするカルト集団の、信仰と現実あるいは世論からの脱却的な感じかな

この頃って、(公開されたのは三島由紀夫パイセンが死んだ翌年っぽい)日本的勢いというかなんというか、時代そのものに言葉にしにくい強さみたいなものを感じるよね。

あと、エロティシズムって何なのかがうまく分からなくなった、、もともと分かってないか。
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