TOMJFK

曼陀羅のTOMJFKのレビュー・感想・評価

曼陀羅(1971年製作の映画)
2.8
科学特捜隊フジ隊員の大胆エロチック

「ウルトラマン」科学特捜隊のフジ・アキコ隊員 の裸体が見られるということで、レンタルして観た
その点は良かった・・・予想を超える強烈な彼女の性描写
さて、映画の方は・・・ 「ウルトラ」シリーズの実相寺昭雄監督
確かに超独特なカメラアングルで、芸術作品といえる映画
出演者のドアップや学生運動時代独特の会話 (転向・自己批判など。
理屈っぽい会話も長く続く)
音楽も奇抜だ
パイプオルガンや不気味な効果音も

しかし映画全体の違和感から、入り込めない世界
狂気・・・現実逃避・・・ニヒリズム・・・蓄積する体制側への不満 ・・・原始共産主義的なユートピア志向
病的なストーリーだった・・・一般人への説明表現も無い 一体、何を言おうとしているのか、わからない
しかも2時間15分という長編で、退屈になってくる
ラストは田村亮が日本刀で何かやらかす、ということなんでしょうね
一般人には退屈で、マニアにはたまらない超カルト作品という感じです
2014/3/18 13:44
TOMJFK

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