このレビューはネタバレを含みます
あまりにも内容が重いのと、ダスティン・ホフマンが名演すぎてその重さに拍車をかけていて辛すぎるので観終わるのにすごい時間かかってしまった。
マルコヴィッチ、同じ時期にテネシーのガラスの動物園のトムも演じてて、似たような役ばかりこの時期やってる。今回はお父さんが相手だけど。
いろいろあったけど、このお父さんは最後まで結局変わらなかったな、という印象でそれがとても悲劇的だった。
日本で言う昭和的な価値観が拭い去れない男性。
あんまりこういう人、おれは好きじゃないはずなんだけど、嫌いになれなかった。ダスティン・ホフマンがあまりにもたくさんのウィリーの側面を表現していて、もう凄すぎる。
今作られる話ではない気もするけど、親が子に何かを期待し過ぎて関係が破綻する、という話は今でも通じる。
最後のビフのウィリーへの行動はすごい。いろいろあったあげく、あそこまで行けんだな。。。