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セールスマンの死のpopusaのレビュー・感想・評価

セールスマンの死(1985年製作の映画)
4.5
同名舞台の映画化。

金儲け能力、容姿、学歴などのコンプレックスを持ったウィリーが、60歳になってセールスマンを解雇される。そして長らく家を出ていた長男ビフが帰省する。
ウィリーは、長男がフットボールで活躍してた過去や金持ちになった兄ベンを幻覚に見て、それらに喋りかける。また、現実世界でも、ビフに対してこうなって欲しいああなって欲しいと理想論をまくしたて、34歳無職のビフを精神的に参らせる。

自らのコンプレックスを息子に押し付ける父親。父親を過大評価する母親。父親の期待に応えられず悩む長男。そして誰からも見向きされない次男(個人的に一番可哀想)。

ダスティンホフマンってやっぱすげー...。ってなること請け合い。
あと現実と幻覚のブリッジが秀逸。そういえば大好きなドリーズームあったかな?
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