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機動戦士ガンダムUC/episode2 赤い彗星のbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.6
ミノフスキー粒子砲だっけ、早く出せよ。でも、まあ、よくわからないけど、すごく面白いね。工業専門学校の一学生、バナージの巻き込まれっぷり。美少女、オードリーが空から降ってきたと思ったら、ガンダムを操縦するようになる。さらに、マリーバのクシャトリヤを撃退する。前回はここまで。

一方、ジオンでは。少女を取り逃がして、ラプラスの箱も手に入らず、ガンダムに追い払われた、マリーダとジンネマン。モニターの先、きっと、怒られるだろうと思ったら、失敗を糧にして次に生かして欲しい。それが大人の特権だよ。フル・フロンタルに励まされる。

ということで、フル・フロンタル自らが、ガンダムを収容しているネェル・アーガマ艦にモビルスーツ、シナンジュで襲い掛かるのだ。なんか、つつけば出てくるだろうという腹だろうか。

赤い彗星といわれたシャアの再来といわれるフル・フロンタルだ、もうダメだ、とネェル・アーガマ艦の中ではビビりまくりの雰囲気。

これはもうダメだな、というあきらめムードのなか、忽然とオードリーが姿を現す。

わたしは、ザビ家のミネバ・ザビです。道理でつねに高圧的な態度で命令口調かと思った。
この登場の仕方が、本当に、考えられないぐらいに絶妙なのだ。

ジオンの残党に対して、オードリーは人質というわけだ。

フル・フロンタルは、そんな、証拠もないのに困る、と言いつつ、3分の猶予を与える。この緊迫した状況でまさかウソは言わんだろう。

ただ、ネェル・アーガマ艦の中では、証拠って言われてもなあ、とあたふたしているうちに3分経過。

ここで、こんどは、バナージが登場。だから、オレがガンダムで出撃すればいいんだろ。だが、誰も聞いていない。

といっているうちに、バナージはガンダムで勝手に出撃してしまう。
アナハイム・エレクトロニクス社の役員、アルベルトが手助けしたのだ。あのガンダムなら、誰が乗っていても、ある程度時間を稼いでくれる。その間に、こっちは逃げることができるという判断。

ガンダムとバナージは、ジオン残党の秘密基地のある宇宙鉱山、パラオに連行される。

そのあとの、地球連邦少尉、リディとオードリーとの会話、フル・フロンタルとバナージとの会話、バナージとマリーダとの会話(監禁されたりではなく、マリージの家族のもとに預けられる。マリージの家族は集合住宅に住んでいる)で、状況説明。
説明は、わかりやすく、うまくいっていると思う。

宇宙移民は、地球連邦の棄民政策の産物であること。ジオンは、宇宙移民の希望であること。ジオンが全滅しないのは、むしろ、地球連邦がそうしているからであること。

ネェル・アーガマ艦にガンダムとバナージの奪還作戦が命じられる。
無茶苦茶なこと言うなよ、と館長は怒ったが、バナージのガンダムには二回助けられているので引き受けることにする。

ということで、宇宙鉱山、パラオで戦争が始まろうとしている。
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