ユウ

機動戦士ガンダムUC/episode5 黒いユニコーンのユウのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ガンダムUCの5作品目。
黒いユニコーン「バンシィ」が登場して終わった前作からの流れ。

ブライトさんが、歴代のガンダム乗りに接してきたから経験からバナージに諭すあたりは、ブライトさん成長したな、いい艦長だな、とつくづく感じた。
ただ、今作の艦長キャラは、ジンネマン、オットー、ブライト、とみんなそれぞれ味があって、いざというときに頼り甲斐があるキャラなんだよな。
同時に鑑賞しているZガンダムでは、バスクにジャマイカンが目立つから、余計対比して見てしまう。いや、もちろんブライトさん、ヘンケンさんといったいい艦長もいるんだけど。

そしてリディは、最後ペンダントを踏んでいたシーンがひとつの転機なのかな。家のために、というような台詞が沢山でてきたけど、ミネバに振られて、マリーダのバンシィにデルタプラスをぐちゃぐちゃにされて、パイロットとしての誇りも男としての自尊心もズタズタになってしまった。
こういう闇堕ちキャラが一番やばいんだよな。タガが外れていて。

他の方の感想にもあるように、ブライト、カイ、ベルトーチカといった旧作のキャラの登場が憎い。それぞれのその後的な形で、過去作とのリンクもできて、宇宙世紀シリーズの一作品であることを意識させてくれた。

緑のサイコフレームと、バンシィの偏光するビーム兵器が、見ていてかっこいいな、とバトルシーンでは思いました。
あと、俺を踏み台に!のあれは黒い三連星のオマージュですね(笑)
ユウ

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