タイトルやジャケットが内容と違うというのもあって
国内での評価はかなり低め。
先にレビューを見てしまってからだったので
つまんないのかーという余計な先入観が入ってしまった。
が、わたしはなかなか楽しめた。海外の映画レビューサイトを見てみたら10点中6点と悪くはない。
Am I a happy man? How can I not be?
自分は幸せだよな？どうしてそうじゃないと言える？
どんなことがあっても子供を守ると決めていた。
これが題名のAT ANY PRICE のことではないだろうか。
どんな犠牲を払ってでも守りたいものはなにか？
決して共感できる話ではないし、感情移入もできない。
だけど俳優の演技がとても良かった。デニスクエイドは来るもの拒まずって感じで色んな役を演じてるし、
ザックは作品選び間違えたのかなーと思ったけど、こういうザック好き。
ペーパーボーイといい、この作品といい、ただのアイドル的俳優で終わりたくない。
そういう葛藤が、こういった作品でよくでてる。
そして回り回って、ネイバーズだったりの、コメディ映画にも挑戦して…。
本当、いい俳優になってきてるよ…ザック頑張れ。
田舎で農業を営む父親。農地拡大もしたい、長男に仕事を継いでもらいたい、やることもハデ。
自分の道に生きたいディーン。割とクズな性格。パーティボーイだし、短気だし。
救いようのない、閉塞感ばかり感じる作品。自分は幸せだよな？
うん、そうに決まってる。そんな風に考えながら、心から笑える日は2人には、きっともう来ない。
