たてぃ

ベル&セバスチャンのたてぃのレビュー・感想・評価

ベル&セバスチャン(2013年製作の映画)
4.0
舞台は1943年、アルプスの村で暮らす少年セバスチャンが村で野獣扱いされる犬のベルとの出会いと友情を深める話が前半、後半はホロコーストから逃れるユダヤ人家族を冬のアルプスを越えて中立国スイスへ渡るのを助ける話。

ナチス関連の他の映画と比べてハラハラ感は少ないけれど、心温まる話が多くて泣けます。セバスチャンとその家族と村の住人の絆とか。

蛇足ですが、フランス映画だけど、ドイツ国防軍は全員極悪ではないというところを表現してたのは評価できますね。親衛隊SSは別として。


鑑賞後に知ったのですが、続編も昨年公開されたんですね。舞台は終戦後の1945年9月らしいです。タイトルは「Belle et Sébastien : L'aventure continue」で、「ベル&セバスチャン 〜冒険は続く〜」といったところでしょうか。

https://fr.m.wikipedia.org/wiki/Belle_et_Sébastien_:_L%27aventure_continue

日本でも公開して欲しいですね。
たてぃ

たてぃ