水如

D坂の殺人事件の水如のレビュー・感想・評価

D坂の殺人事件(1997年製作の映画)
3.5
学生の頃に観て以来、2回目の視聴。
最初に観た時も思ったが、小説を読んだ時の明智小五郎のイメージでは着物だったので、映画で髭と洋装で出てきたので少し違和感。緊縛や責め絵の要素を加えて膨らましたストーリーも違和感。乱歩の世界をエンタメとして描くには、こうならざるをえなかったのかと考えるしかない。
古本屋の内装など時代を感じさせる映像は良かった。
以前に観た川島透 監督の「押絵と旅する男」の雰囲気が良かったので、また観たくなった。
水如

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