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きっと、星のせいじゃない。のYYamadaのレビュー・感想・評価

3.8
【恋愛映画のススメ】
きっと、星のせいじゃない (2014)

◆映画のジャンル:
 青春映画
◆ロケーション:
・ピッツバーグ / ペンシルベニア州
・アムステルダム / オランダ
◆パートナー(カッコ内は公開時年齢)
♀️: シャイリーン・ウッドリー(22)   
♂️: アンセル・エルゴート(20)

〈見処〉
①さよならを待つふたりのために
・『きっと、星のせいじゃない。』(原題: The Fault in Our Stars)は、2014年公開の恋愛映画。
・末期のガン患者で酸素ボンベが手放せない少女ヘイゼルは、両親に言われて嫌々ながら参加したガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服した青年ガスと出会う。
・ガスは独自の感性をもったヘイゼルに恋をするが、ヘイゼルは相手を傷つけることを恐れ距離を置こうとするが、大好きな作家の話題がきっかけで2人は距離を縮めていき、その作家に会うためオランダへ旅立つ。そして旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける…(eiga.comより抜粋)。
・本作は不治の病にかかった若い男女の恋を描いた全米ベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を『ファミリー・ツリー』のシャイリーン・ウッドリーと後に『ベイビー・ドライバー』でブレイクするアンセル・エルゴートを主演に抜擢。
・『(500)日のサマー』を手がけたスコット・ノイスタッターとマイケル・H・ウェバーによる脚本とウッドリーの演技に称賛が集まり、わずか1200万ドルの製作費の作品ながら、全世界で3億ドル以上の興行収入の大ヒットを記録した青春映画である。

③結び…本作の見処は?
◎: 126分の上映時間のうち、不治の病にかかった若い二人が幸せの状態にあった時間帯はごくわずか。厳しい現実を受け止め、前向きに生きる姿勢には、涙なくしては見ることが出来ない。
○: シャイリーン・ウッドリーによる凛とした演技と、ローラ・ダーン、ウィレム・デフォーの大物俳優が脇を固め、作品質を上げている。
▲: 「泣かせ」の小波の演出が続く終盤は、少しベタに感じるかも。
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