もりいゆうた

きっと、星のせいじゃない。のもりいゆうたのレビュー・感想・評価

4.3
これがかの有名な『きっと、星のせいじゃない』かぁ……映画を見始めた4年前にオススメされた作品。見るなら失恋をした今このタイミングだろうなぁとやっと見た。最近は失恋ソングばかり聞いている。

オススメされたときにネタバレもされてたからラストに驚きはなかったけれど、最近恋愛相談のってもらってた相手と、失恋でこんなに悲しいのに愛する人が亡くなってしまったらどれほどの悲しみなのだろうとちょうど話していただけに、ただただ切なかった。ラスト30分に怒涛の泣き要素詰め込み。

ガン患者の集まりで知り合った二人。ヒーローになりたかった主人公。特別になりたかった。それに対して賛成はできないなんでそんなに記憶に残りたいかなと言うヒロイン。

「私にとって特別なだけじゃダメ?意味のある人生っていうのは全員に覚えられて愛されること?」「でも残念でした。これがあなたの人生なの。私と家族とこの世界、それだけ。不満かもしれないけど、無意味じゃない」「私は愛してるしずっと覚えてる。それで満足してほしい」

「人はみな記憶に残りたいものでしょう。でもヘイゼルは違った。彼女は真実を知っている。100万人な愛より1人の愛を求めて。手に入れた。広くはないけど深く愛された。でもその方が幸せだ」

刺さりました。とても共感。僕は特別になりたいと思って生きてきた。特別になれないなら生きる価値がないとさえ思っていた。それは今も思っているけれど、それだけではないんだなぁと思うようになった。これが刺さるなんて年取ったなぁと思う。


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ところで、がらにもなく失恋して2ヶ月が経ってだいふ気持ちが落ち着いてきたので、人生初の失恋エッセイを書きました。

「9個下の彼女に振られて失恋しました。」
https://note.com/yuyu413/n/n0887eeb57557

ここで宣伝しても誰が見てくれるのかわからないけれど、読んだ人いいねとかコメント待ってるよ!!!!(わりと評判いいです☺️笑)

これUPしてからLINEとかいろいろとメッセージもらって元気になれました。