このレビューはネタバレを含みます
レア・セドゥを見にきました。
色々な衣装のレア・セドゥがみれてとてもよかったです。
どの色のドレスも美しかったし、元々の赤いフードのボリュームがある外套も可愛かった。
そして、ストーリーはすごくよかったのですが…王子はどうにか森の精と王子の息子にならなかったものか…。
複雑…!ベルと野獣の交流よりも、森の精と王子の馴れ初めが長かったせいか、ベルに気持ちが向かう過程をもう少しみられたら納得できたかも…。
登場人物については、どの登場人物もとても平等に描かれていて好印象でした。
ベルの父と姉たちのやり取りに関しても父の愛や、姉もただのいじわるで凡愚な姉ではなく愛嬌も感じられ、ならず者と占い師のカップルについてもちょい役かと思えばきちんとならず者が占い師の愛すべき『恋人』として描かれていて(悪役?の扱いとしてこれは中々貴重に思う)より物語を前のめりに観られた気がします。
妖精みたいなわんちゃんたちも最初はSFみがあってびっくりしたけどとても可愛かった…。
世界観が良かったからこそ王子の愛が軽く見えてしまうシナリオがちょっぴり残念でした。