昼寝したい

美女と野獣の昼寝したいのネタバレレビュー・内容・結末

美女と野獣(2014年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

断言しよう。二度目はないと!
まずベルが野獣のお城行くまで30分。長い!パパが野獣のお城に着いてから「ちょっとご馳走をいただきますよ」と言って人様のお家の食事を行儀悪くがっつく。お宝盗んでおいて「おれを盗っ人扱いするな!おれは善良な人間だぞ!」開いた口が塞がらない。
で、この親にしてこの娘ありか。ベルは野獣が毎日用意している豪華なドレスを身にまとい、宝石類も身に着けているくせに口汚く野獣を罵る。目つきこわいんですが。
で、自分とのダンスをご褒美として野獣と取引(野獣の胸に顔を寄せるサービスあり)ベルさんやり手っぽくて普通に引くわぁ。
犬のようなメガネザルのような動物と親友になったという割には特に意味のある絡みなし。あんな呪いの藁人形枕元に置かれて喜ぶ人始めて見た。
で、美女と野獣といえば野獣の元の姿を想像してワクワクするのが醍醐味なのに、夢エピソードで嫌な予感がしてくる。まさかこの体毛モワモワのおじさんじゃないだろうな。金の雌鹿も、それ愛されたって言わないから。その気じゃないのにやめてくれないわ、約束なかったことにするわ、それ愛じゃないですからね。
野獣の元の姿は古代ギリシャの戦士っぽい。
野獣はベルに「愛してくれるか?」とか何回か聞いてたけど、そんなこと言う男を愛した女というのを映画でも小説でも見たことないんですが。さらにベルが帰って来なかったらおれは死ぬっていうヤンデレぶり。キツイて。
つまるところ野獣は城に来た女性なら誰でも良かったんだろうし、ベルの何に惹かれたのか全く伝わって来ないしベルはベルでいつどの瞬間に野獣を愛したのか分からんし、ことごとく視聴者の見たいものを見せてくれない映画だなと思った。
昼寝したい

昼寝したい