もう夏

美女と野獣のもう夏のレビュー・感想・評価

美女と野獣(2014年製作の映画)
2.1
徹夜明け、水曜日の早朝5時。あまおう味のパピコを食べながら床に座って鑑賞。
映画見ながら暗い空が青白く明けていくのが綺麗でどきどきした。
ミュンヘンに滞在中の友人が大聖堂の写真を送ってきてくれたので「フランス版美女と野獣みたいだね」と言ってしまった(以前断片的な画像を見た事がある)のだが、実の所まだ観ていなかったので知ったかぶりになる前に慌てて見た。
今映画を見終わって空を見たのだけれど、久しぶりの晴れだ!!!凄い!!
空は明るくて雲は掴めそうなほど白い
世界って綺麗だなあ

バラを盗み、命を差し出せと言われた父の身代わりに、野獣の城に囚われた美しい娘ベル(レア・セドゥ)。死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、もう一つの姿に気付き始める。かつてその城で何があったのか、野獣が犯した罪とは?いま、真実の愛が、隠された秘密を解き明かしていく――。

世界観が美しすぎる……!
ストーリーはまぁまぁ、ディティールが凝ってて良かった。でもやっぱり何がいいかって、圧倒的な画面の美しさだよね
草原の緑、空の青、鹿の毛並みの金、薔薇の赤……。それぞれが鮮やかに輝いていて、本当に動く絵画みたい……
それだけで見る価値は十分にあったね!

そしてこれは私の個人的な感想なのだけれど、恋愛映画としては全く好きじゃなかったね!
まず野獣の魅力が1ミリも分からない。
自業自得で、しかも愛する人を死なせたのに君変わってないのかよ!
ていうか君いつベルのこと好きになったの?
まあ本人たちが良いならいいけどね!

レア・セドゥがね、本当に肌が真っ白で頬と目元、唇が赤くてかわいいんだよね〜!美少女!

冒頭のお父さんの食べっぷりがもう、千尋のパパママ並なのよ、すごいおなかい空いてたんじゃん!っていう笑笑

上流階級大体性格おかしいやん
まともなのはベルと、あの特別綺麗な顔したお兄さんだけだね!

野獣がかなり気持ち悪いのは確か。
造形とかじゃなくて、性格や態度が本当に傲慢で嫌。今のあなたが何持ってるのよ?
誰がそんなやつ好きになんねん

「新しい小説?兄さん」
「ただの小説じゃない 傑作だ」

「ベル、戻らなかったら……」
「皆殺しでしょ」
「……俺が死ぬ」
もう夏

もう夏