拷問
修道院の超ゆっくりした絵面を3時間弱見せられる。
言葉はほぼ無い。
時たま「ア〜」みたいな聖歌が聴こえたり、意味深な修道士たちのアップや聖書の引用が画面に映し出されたりはする。
まさに大いなる沈黙。
あまりに退屈すぎて、中盤?後半?(時間感覚はもはや無くなっている)の、唯一私語が許された日曜の午後の礼拝の後に外のベンチで「街に買い物にいかなきゃなぁ」みたいな超どうでもいい事くっちゃべってるシーンが相対的にすっげー楽しく感じた。
あまりに退屈すぎると、普段はつまらなく感じても少しでも引っかかりのある物事に人は救いを見出すのである。
そしてそれは洗脳と呼ばれる…
「映画そのものが修道院となった」とかいう謳い文句、物は言いようだな!