荘厳な雰囲気の映画だけど、重々しく受け取らなくてもよくて、なぜならこれは完全テクスチャー大好きマン大好き映画ですから
&Premiumとか読んでる「丁寧な暮らし」勢が好きそうなものがたっぷり詰め囲まれてます
剥がれ落ちた壁、手作りだろう使い込まれた木製の家具や道具
ブリキあたりの金属で出来たバケツやジョウロ、洗面器
仕立てのシーン、料理のシーン、薪を割るシーン、登山靴を直すシーン
寝て見過ごしてなければ洗濯のシーンがなかったようなのであれば見たかった
そして、恐ろしくアップで撮りまくっているので修道士が身につけているものは縫い目から生地の細かいテクスチャまでよく見える
ボタンは何度も何度も再利用されているようだ
修道士の服は同じように見えてそれぞれ全然違うのに驚いた
寒い山の中なのでダッフルコートみたいな厚手の生地で作られたローブ、デニムやシャンブレーのローブ着てる人もいるし、パーツごとに違う生地を使っていて結果クレイジーパターンになっちゃってる人、エルボーパッチ貼ってる人もいれば、高級そうな生地を着てる人もいた
個人的には青いローブがカッコよかった
他にも猫とか見た事ない種類の可愛い牛が出てくる
修道士には絶対なれないと思った