インドネシアの古都ジョグジャカルタのそばにPrambanan 遺跡群はある。
私の興味はもっぱらボロブドゥールにあったので、プランバナンは訪れただけであまり印象に残っていない。
勿体無い話だ。
わざわざインドネシアを舞台に選んだのは、ヒンドゥー哲学に起因するのだろうか?
演劇学校の生徒を引き連れて撮影許可が比較的下りやすく、リゾートもあるイスラム文化圏のインドネシアで撮りたかっただけじゃないかと訝しんでしまう映画。
訝しいといえば、私が訪れた年UNTAETの暫定統治によりEast Timor という新しい国が生まれる移行期を見に行くのが最大の目的で、交通網は過渡期でスケジュールも何もあったものじゃなかった。
クパンから暫定国境付近の村まではバスがあったがその後は村の人のスーパーカブの荷台に乗せてもらって移動、ボーダーでは観光だといって呆れられたが、乗り合わせたポーランド人はカオサンで作ったらしいフェイクの報道カメラマンIDを見せていた。
ディリは主にオーストラリア、ニュージーランドからの迷彩服を着て自動小銃を持った軍人とは思えないような人たちがたくさんいたが、あれらはUNの職員やその家族だったようだ。
結局教師と恋愛対象の教え子との関係が終わるどうでもいい話?
脇役だけどボニー役の娘はサバサバしてて良かったです。