こまち

ラスト・ワールドのこまちのレビュー・感想・評価

ラスト・ワールド(2013年製作の映画)
2.8
卒業間近の学生20人。哲学の最後の授業で教師が最後の課題を出す。
それは「迫りくる核の大惨事に備え、地下シェルターに入るふさわしい人間を、自分たちの中から10人論理的に選び出せ」というもの。
くじで無作為に与えられた職業や付随する情報。宗教観や性嗜好、特技などを前提に、核の大惨事後の仮想世界、人類の再生のために人選をしていく。

YouTubeの映画紹介チャンネルで見て気になってレンタルした作品。
設定や各キャラクターも楽しくて、視聴しながら生徒の一人として参加した気分になっていたのですが…。
ラストに大変納得がいかず…。
ラストあるからこそ、この作品のテーマが引き立つのだろうかなんて考えて、論理的になんて言いながらとても人間臭く、そういう意味では面白い作品だった。
けど、設定がおもしろかっただけにやっぱりもったいない感が残る作品でした。
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