面白い！誰にでもオススメ！とは口が裂けても言えないけど私が1番好きなポケモン映画
XYシリーズとカロス地方が大大大好きなのでかなり贔屓目にみて100000000000点
……と言いたいところだけど、贔屓目にみなかったらめっちゃくちゃ感想に困る内容なのは間違いない
特に後半は前半のキラキラした街並みとは180度真逆のどんよりした森に舞台が移るので、とにかく画面に華がない
そのうえやってることが盗賊たちがディアンシーの取り合いだったり、イベルタルが上空から森にビーム打ってるだけだったり、それでいて作画が凝ってるわけでもないのでその点でも見所がなく…緊迫感もなく…よくわからないまま終わるっていう
減点方式で観るとかなり最悪だし駄作だと思う 内容も薄いし
だけど加点方式で観るとなかなか悪くないと思う
・右も左も分からない箱入り娘のお嬢様のディアンシー、礼儀正しいかと思いきや「許します」など謎に上から目線
・消えちゃうダイヤにぬか喜びするロケット団
・ライオットとマリリン
・ショッピングモールでのサトシ
・ナイスリカバリー！
・テッカニンで飛んでくライオット
・ディアンシーのメガストーン
…とか
特にライオットとマリリンの関係性は見どころのひとつだと思う
同じポケモンを狙っていた盗賊同士が命の危機に瀕したことで距離がグッと縮まるのはなかなかロマンチック(吊り橋効果と言われたらそこまでだけど)
エンディングでプロポーズしてるところまで含めて楽しめるので、ここに注目して観たらちょっとキュンとします
カロス地方ってフランスがモデルなのもあってどこかオシャレなイメージなんだけど、この作品はそんなカロス地方の雰囲気と合っていてシリーズの第1作目には相応しいと思う
ロケット団のダイヤモンド風呂のシーンなんかは色合いが綺麗だし好き
ただ全編通して作画的に1番躍動感あるのがショッピングモールでのサトシなのはちょっと力の入れ所間違えてる感は否めない サトシとルチャブルかっこいいけど(笑)
