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ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシーのhilockのレビュー・感想・評価

2.5
毎年恒例と言えば恒例の年中行事とも言える夏のポケモン映画。本作の感想としては、神(伝説)のポケモンが映画の核になっていないと映画は締まらないなーというのが本音です。一昨年の『キュレムと聖戦士ケルディオ』や昨年の『神速のゲノセクト』と比較評価すると、まずまず満足行く内容であったのだが、歴代ポケモン映画と比較すると、ベスト5には入らないのである。やはり、映画特有の荘厳さや、ダイナミックさ、子どもたちへのメッセージがなければ大スクリーンで見せる意味はないと私は思うわけです。本作も自然の摂理(さり気なくシナモンがぼろっといいますが、いやいやこの話とても難しいですよw)をテーマに話が進みます。しかし、もう少し脚本練って欲しかったなー。ディアンシーの成長物語と、単純な筋追いになってしまった感はあるし、イベルタルとゼロギアスの登場も妙にあっさり、三田佳子の出番も少なめ。『ピカチュウなんの鍵』もあり、ここ数年の同時上映の枠の確保による上映時間が短くなった分、構成とか甘くなった様な気がします。逆に、同時上映の方が鍵で伝ポケに出会えるなんて、夢のような話ですよ。来年のカイオーガとグラードンに期待!声の出演は、足立梨花中川翔子、中川家、サッカーの内田篤人。因みに、山ちゃんは勿論ですが、今回、メルシーの長老で飯塚昭三が出演していることで映画が締まっていますよ。因みに11月発売はΩr、αsと表すそうです。XY解かないと・・・
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