太

ねこぢる草の太のレビュー・感想・評価

ねこぢる草(2000年製作の映画)
4.0
深いテーマや考察抜きでもにゃっ太とにゃーこの不気味で幻想的な冒険が見応えあり楽しめた。
ただあの冒険の意味を理解すると少なくとも自分には最後の家族団欒がとても切なく見えてきてたまらなかった、ラストのオルゴールは今でも頭に染み付いてる。
不穏で悲しく儚げで自分の感情を静かに掻き乱してくる、それでも最後は大長編を見終わった後のようなすっきりした読後感がある、上手く言い表せないが自分の中ではそんな映画だった。
太