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瘋癲老人日記のIのレビュー・感想・評価

瘋癲老人日記(1962年製作の映画)
3.2
笑える。
もう全然エロくはない(笑)
バカ殿様的なコントだった。

若尾文子が罵倒する度に「若尾文子様流石です」的な笑いが起きていた映画館。

おじいちゃんしつこい、というか映画も少し長く感じてしつこい。

おじいちゃんが仏足石の話し始めたところから、ああやばいわぁと思いつつ、「颯子の足の‥」と言ったところで、もういい加減にしろ、とツッコミ入れてた。

原作はどうなんだろう。
コミカルなのは映画の演出なのではなんだろう。谷崎潤一郎が亡くなる割と直前の作品で、自分の体験を元にしており、実際に颯子のモデルは谷崎潤一郎の奥さんの連れ子の嫁だという。
それを知ったら流石に寒気がした。
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