ダイナ

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説のダイナのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本作のテーマを知った瞬間、何年も前に柴田哲孝氏の「KAPPA」をワクワクしながら読んだことを思い出し、ホラーシリーズではあるものの河童を追うなんてUMA的な、ゾクゾクとする恐怖もありながら探究心くすぐられる内容にワクワク。まず言っておくとオモシロすぎ!想像の斜め上すぎない斜め上な、なんというか「ついていける超展開」が最高(ついていけないあからさまな超展開ってなんか冷めるじゃないですか)。

モザイクのかかった死骸はきゅうりだらけで血液の赤みのせいでオイキムチのようにしか見えず酒が欲しくなる。農家からの陰陽師ジョブに転身する鈴木とかいう熱い男が市川救助からの参戦という熱い展開は分かってるねえ!工藤の呪いの髪飾り依存が強いの本当好きで、髪飾り+暴力の謎方程式が確立しかけているのが最高すぎるし、ラストバトルのあのポジションに各人物の配置のシュールさにクライマックスの夕子はここでくる!?というわけわかんねえけど面白い!

最後の急展開は急ピッチで詰め込んだ感が凄いものの次回への布石にしか思えず期待しかない!ホラーとしてどうなのかというと本作の個人的感想は河童が高速で動いてたとこ以外は恐怖という感情は無かったですが、面白けりゃいいだろということで。この監督の「サユリ」は楽しみでしかない…あの漫画滅茶苦茶面白いんで。
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