2014年、シャナ・フェステ監督、シャナ・フェステ、ジョシュア・サフラン脚本によるロマンス・ドラマ。
原作はアメリカ合衆国の作家スコット・スペンサーさんが1979年に発表した"Endless Love"。1981年、ブルック・シールズさんご主演で映画化されており、本作はそのリメイク。
裕福なご家庭に育ち、医師を目指す17歳の少女ジェイド、貧しいご家庭に育ち、父親の自動車整備工場で働くつもりの同級生デビッド、正反対のお二人が恋に落ち…、問題はジェイドの父親でお医者さまのヒュー・バターフィールド氏、デビッドのことが全く気に入らず云々、といったお話。
人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて何とやら、お父さまヒューさんによる離間の計の凄まじさ。
恋は盲目、ジェイドさんとデビッドさんの人目を憚らぬイチャつきぶり。
物語の展開からふと「誠意大将軍」を思い出し、すぐさま「誠意って何かね」の台詞が脳裏をよぎり、今は亡き、昭和・平成の名優さん方をお偲び申し上げました。
ブルック・シールズさんの『青い珊瑚礁』（1980）は鑑賞いたしましたが、『エンドレス・ラブ』は観ておりません。このリメイク版でジェイドを演じるのはイギリスのガブリエラ・ワイルドさん、笑顔が素敵でございます。
差別化を図るためなのでしょうけれど、「17歳の止められない純愛」という副題は購買層を著しく限定するのではないでしょうか。この副題を外したAmazonプライムさまは正解かと思います。
