とんかつ

グリーン・インフェルノのとんかつのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.3
「なんかグロいの見たいなー」ってノリで見てしまった。

グロいの苦手な人はもちろん、私みたいなノリで見ないでください。ってくらい酷くグロテスク。これは間違いなくグロテスク。
そして私の場合は不快なグロでした。

《冒頭部分の簡単なあらすじ》
女子大学生のジャスティンは、人権活動サークルに興味を持つ。そのサークルでは、存続の危機に陥っているペルーの森に住むヤハ族を救うため、現地に乗り込む計画が進んでいた。
計画当日、作業現場で作業の妨害をしたジャスティンらは逮捕され、飛行機で強制送還されるのだが、飛行機は不時着。そこで部族の村長がサークルのメンバーを「神の贈り物」だと言い……… (՞ټ՞☝one two three


《感想》
ただのグロい映画だと思っていた私からすると、思っていたよりも重い内容に感じました。
例えば、ヤハ族の住む森が人間に簡単に失われそうになっていること。人間を神の贈り物と言って食べるのは食べ物がないから(人間が美味しいからかも😑)。大学の講義で知った女性の陰核切除の儀式。弁護士のくせに石油問題にしか興味が無い主人公の父親。国連の弁護士の父親を持っている主人公を利用したりするサークルのリーダーには腹が立ったぞ。
人間食ってるのもヤハ族からしたら、うちらが牛や豚を食べるのと同じなんでしょうね。

この作品は「誰が生き残って、誰が死ぬ?」みたいな楽しみ方でもいいですけど(そっちの方がまだ見ててキツくない)、私たちが住む地球には私たちと違う生活をしている人がいることを忘れない、という教訓(?)にもなります。

ラストもなかなか興味深いですねー。主人公の気持ちがわからなくなった瞬間でした。

監督がイーライ・ロス。まさかのキアヌのノックノックの監督。
そして、クレジットタイトルには出演者のTwitterのアカウントが貼ってありましたナニソレ


以上、勉強におわれているのに映画をたくさん見る手が止まらないかんこの感想でした!👋(º∀º)🔥🔥
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