次男

トワイライト ささらさやの次男のレビュー・感想・評価

トワイライト ささらさや(2014年製作の映画)
2.3
客を舐めくさっとるって印象しかない。

「新しい町に根を張って居場所にしていくこと」と「町の人々を描くこと」を描ききれておらず信憑性がなく、そのくせそのレールで進もうと、あまつさえ感動させようとしてくるものだから、そんでしかも「夫を失って子供とふたり生きていくこと」と「父と子の確執の解消」を混ぜ込んで来て、なんかわけわかんねえなーって思った時にやってくる長尺の泣かせシーン。泣けるでしょ?ってニヤニヤされてそうで、この映画じゃ泣きたくねえなーって思いました。てか、石橋凌も大泉洋をしっかり愛してましたって、それぐらいアホでも想像つくだろ!
ここまで露骨に泣かせに来るなんて、客を舐めてるとしか思えない。泣かせることが目的になっちゃだめだろ。「めっちゃ泣けましたー!」って、当たり前なんだよ、第一線のプロが泣かせようとして作ってんだから、人間の生理として泣くように作ってんだよ!言葉が過ぎているのは承知の上ですが、失礼いたしました。

完成度の低い映画ではないのに、とにかく不愉快な思いをたくさんしました。
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