オーウェン

ジミー、野を駆ける伝説のオーウェンのレビュー・感想・評価

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)
3.4
アメリカから祖国のアイルランドへ10年ぶりにジミー・グラルトンが帰ってきた。
だが村は閉鎖されたような場所に変わっており、自由に歌や踊りが出来る集会所の開放をジミーは懇願される。
だがそれは保守派との対立を意味する行動だった。

舞台の時代は変わろうともケン・ローチ作品は低労働者に光を当てる。
反発する村人たちと保守派の戦いは国をも巻き込んでいく。

ジミー・グラルトンという存在は知らなくても、その行動は納得できる代物。
弱者の味方をする人物に焦点を当てるあたり、やはりケン・ローチ作品にブレは見られない。
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