(実質)一人でビートルズと張り合った男、ことブライアン・ウィルソンの伝記映画。
ブライアン・ウィルソンが病んでいた時期に焦点を当てている映画なので、なかなか重たかった。
それぞれ違う年代を演じたポール・ダノとジョン・キューザックの演技が良い。
ビーチボーイズのファンとしてはポール・ダノのパート、映画としてはジョン・キューザックのパートが良かったという印象。
若干退屈ではあるものの、数々の名作を制作したビル・ポーラッドが監督なだけあって、美しく上品な映画に仕上がっている。
やっぱり『ペットサウンズ』と『スマイル』は伝説。