浅見ベブ彦

フューリーの浅見ベブ彦のレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
3.8
決してイデオロギーに寄った作品でもなく、教訓的で押しつけがましいメッセージが込められているわけでもなく、敵国人や上官・同僚に非人間的キャラクターを配してるわけでもない。

純粋に戦争活劇としての醍醐味を保ちつつ、壮絶で悲惨な戦時下の現場を刻々と描いているにすぎない。自由に受け取って自由に楽しんでくださいという度量の広さを感じる素晴らしい戦争映画でした。