人間は悪魔にも天使にもなれる
戦場という異常な場で、
常軌を逸した行動を行う人間。
誰もが、常識を失い狂って
いるのかと思えば、平常時でも
見れないような、善意、互助の
行動を行うのも人間。
まさに、人間自身の二面性、矛盾
を改めて考えさせられました。
個人的に映画自体の作りとしては
上記したような、人間ドラマと
同じくらいに、戦車戦自体の
描写がもっとあったら、より良い
と思いました。
ティガー戦車とシャーマン戦車の
息詰まる攻防がすごく戦術的で
まるで、過去にあった潜水艦もの
戦艦もの映画の名作戦闘シーンを
陸上に持ってきた感じで
引き込まれました。
あと、強いて言えば多勢に無勢的
なシチュエーションが近年の戦争
映画でも何度か見た?って言う
二番煎じ的な感覚を少し受け
ました。
ちなみに、同監督のエンドオブ
ウォッチで主演していた、
マイケルペーニャがなぜか脳裏
から離れず、夢に出てきた今日
この頃です。