ベべべっち

ヴィーナス・トーク 官能の法則のベべべっちのレビュー・感想・評価

3.9
中年女を追うのは強盗だけよ?

またしても、訳のわからんズレてる邦題サブタイトルがついちゃってるけど、別にそんな事はないアラフォー女性たちのラブコメ。

若者ラブコメにはない自虐ネタ満載で面白かった。

主人公は3人の女性。
それぞれ、主婦、独身、シングルマザーと別々の立場であり、悩みもバラバラ。
でも、互いに励まし合いながら前向きに生きていこうとする様が描かれる。

この主役を演じた御三方も十分に面白いんだけれども、それ以上に気になりすぎるのが脇を固める男たち。

まずは、やっぱりイ・ソンミン。
今作では主人公の主婦の旦那役。
夫婦仲は悪くないが、多少の温度差がある設定。
特に夜の営みには完全に付き合わされている感じというか、むしろ渋々頑張って薬を飲みまくって臨んでいる。
普通に考えたら笑い事ではないんだけど、イ・ソンミンには何回も笑わされた。
警察署に乗り込むシーンは爆笑。

他にはイ・ギョンヨン。
イ・ソンミンと違って、笑いを取りに行くことはせず、めちゃめちゃ静かだが、存在感があり過ぎて主人公より目立つ。

さらに、本編に全然影響しないチン・ソンギュ。
今作ではチョイ役とエキストラの中間ぐらいの扱い。
今、観たから気づいたけど、当時だったら絶対に印象に残らない…。

最後にチョ・ウジン。
多分、10秒ぐらい?の出演。
…噴き出した。

とりあえず、オム・ジョンファとかムン・ソリよりも男たちが印象に残る作品でした。
(あくまで内容はアラフォー女性のラブコメ)