去年観てからというもの原作を読みたくてたまらない。3時間ある音楽を聴いたような気分だった。映像もすごいけど音と音楽の映画だ。
親元にいてもミコラーシュのところにいても自分の人生なんてなかった(当時はそんなものとはいえ)マルケータが修道院と決別するシーンは不快感と迫力と開放感がないまぜになったあんまりきれいじゃない、むしろ汚い味がして一番よかったな。マルケータのためというよりもあくまで観てるわたしが泣かないためのものではあるんだけど。
映像が妙に現代的というか古く見えないのなんでなんだろう。モノクロ新作っぽい。