ウトウート・ウトウトーしてしまいましたが、こんな映画だったんですね。
黒澤明を思わせる時代劇だった。
デヴィッド・ロウリーの『グリーン・ナイト』やジョエル・コーエンの『マクベス』なんかも思い出しつつ。
カメラワークがずっとカッコよくて、音楽も独特で面白かった。
が、不思議だったのは、出てくる人たちの会話が成り立ってるように全く見えないところ。全員、何考えてるか分からない。この人たち、全く意思疎通できてなくね?全員おのおのの世界を生きてて同じ世界に生きてるように見えなかった。撮り方によるものなのか、はたまた自分のコンディションのせいだったのか分からないけど。なんかずっとそこが気持ち悪かった。
【一番好きなシーン】
羊の頭ゴロンゴロン坂転がり