もちろんスコープサイズの映画を手元で見て意見すること自体邪道なんだけど、事実この長尺を補うほどの面白さは感じられなかった
音楽はユニークだが映像とマッチしているしカメラワークは美しいので、映画館で…
不勉強でこの作家の著名ぶりを知ったのは21世紀に入ってからだった。だが、プリント上映を見逃し、DCP上映でやっと観れたが、世界的評価は伊達ではなく、他にそのF.Aでの、チェコ映画的特集で、これ…
>>続きを読む[純真無垢についての物語、フランチシェク・ヴラーチル特集③] 100点(ATB2位)
人生ベスト。以前「マリア・ブラウンの結婚」のレビューで述べた通り、この世には題名あらすじポスターで大傑作を予感…
ロケーションの美しさと、空間的な広がりを捉えた贅沢なカメラワークは一級品で、それらが荘厳な音楽に乗せられてなだれ込んできます。これだけでも見る価値はあると思いますが、日本で鑑賞する機会になかなか巡り…
>>続きを読むこの映画は3時間と長いためか前半後半に別れている。
第1章は、国王の荷馬車を襲うなど野党紛いの領主一族と、それらと対立していた別の領主の娘であったために拉致、凌辱されたマルケータを描いた『狼のような…
ダイナミックなカメラワークを楽しめました。
劇中の鹿→教会へ向かうマルケータのカットバックは、鹿がマルケータの恋人を示すメタファーだと考えれば恋人を取るかか出家をするかというマルケータの揺れ動く気持…
チェコ映画史上最も重要な一大叙事詩、と当たり前な紹介くらいしかできない。3時間は長いし、超綺麗な映像美を堪能したいわけでもなく、じぶんの予想とはちょっと違った作品だった。物語を省くためか、描かなくて…
>>続きを読む© 1967 The Czech Film Fund and Národní filmový archiv, Prague