フォレストウィッテカーが出演していたので、先日みた『クネクネ』からということでホッとしたのですが、いかんせん微妙でした(°_°)
なんというか、『マーシュランド』の上位互換みたいな感じ（笑）『2ガンズ』にも少し似てるところがあったかも、、
南アフリカの都市ケープタウンにおいて元ラグビー選手の娘が惨殺される。それを追う2人の刑事であるが、、
話の大筋としては結構あるあるだと思われます。15禁ということからたまにグロテスクなところも出てきます。終始暗めのストーリーですし、激しいアクションもあまりないです。『マーシュランド』よりは明るかったですが、僕としてはそこまで評価は変わらないです(°_°)
それよりもケープタウンの犯罪率の高さに誰もが驚かれるでしょう。
僕も、南アフリカのヨハネスブルグが界一犯罪率の高い都市と認識はしておりましたが、近所のケープタウンもやはりこれくらいなのですね。
昔のレビュー、『トラッシュ この街が輝く日まで』や『シティオブゴッド』でも触れたかもしれませんが、ヨハネスブルグは世界一の犯罪都市でして、その率となると、タクシーから降りて数秒後にバッグが狙われるというほどらしいです。
僕はこれを見ていて、法の重要性を認識しました。人間は産まれながらにして悪であるという性悪説を唱えた荀子の思想は強ち間違っていないかもしれません。人間は自欲の塊。「教育」を施さなければ、善悪を判断できずにそれを実行してしまうのでしょう。この映画に出てくるケープタウンの民衆はそのような感じです。いや、悪いことだとわかっているが、そうしないと生きていけない。死ねば良い悪いだの言ってられないですからね。。
と、ストーリーの展開よりそちらの方が気になった一本でした。
これを見るならば『シティオブゴッド』あたりをオススメします(°_°)
