悪党の末路が衝撃的。
虚飾だらけの権威を獲得したいが為に取り憑かれ、弱者やマイノリティを差別するためデマをばら撒く悪党は、とうとうゴールと設定された権力の座に鎮座するが、体質的に居座れないのに最後まで欲する愚劣さで凄まじい。
身の丈に合っていない事を欲するのがここまで愚かしいと描写される悪党がいるとは思わなかった。それでも、こんな悪党が世に一杯居るんだろうよ。虚飾を好んで獲得したくて他人を蹴落とす悪党が一杯いるんだ。
悪党が欲しがる権力があまりに体質的にも合わないのだから更生する展開になると思ったら、自分の欲しいものは絶対に正しいと思い込んだまま欲望のまま突き進んで果てたのがマジ凄かった。この悪党はマジ凄い、見たことないぞ！マジかよ！？
