ゆきの

アドミッション 親たちの入学試験のゆきののレビュー・感想・評価

1.5
うぅ、ここまで締まりのない脚本でどこにオチをつけたかったのかも、何を言いたかったかも全く不明。
コメディを期待してたのに全くコメディでもないし、こんな大学審査があったらたまったもんじゃないな、、と思うだけでした。
ポールラッドだしおバカな映画だろうって期待したのがいけなかった。

ポーシャは有名校の入学事務員。受験者の中に過去に養子に出した自分の息子がいると知る。彼への懺悔と言わんばかりにあれこれ奮闘するポーシャの物語。

子供嫌いで仕事に一途だった人生から、過去の自分と向き合い、唯一の家族である母親と向き合い、子供とも向き合う。年増女の成長記にしたかったんだろうけれど、職権乱用まがいの行為で同情の余地なし(°_°)
それともわたしが母親の気持ちがわからないだけ??とにかく、フェアな受験はないけれど、あまりにもフェアじゃない行為をカタルシスへの踏み台にするのはいかがかと。

コメディにふっきってくれれば割り切れたかもしれないけれど、ドラマ仕立ての割には余りにも中身がなさすぎた。残念〜。
ゆきの

ゆきの