ソル・ギョングの「なぜこれに出ようと思った」シリーズ、2013年作品という近過去ならではの古くささを添えて。みたいなやつでしたけど、裏返せば、映画界がこの7年でアップデートを重ねた証拠でもある(と、良い言い方をしてみる)。
子がない嫁の置かれる立場とか、マチズモの発露として必要以上に戯画化されるヒロインとか、あとは北朝鮮ステレオタイプもそうだけど、あきらかにそれらの要素は「今ならこうは描かれない」。
本邦映画界も、同じようにアップデートできていますかね(=邦画見ないので自分では答えられない問い)。