ツタヤ準新作100円だよ!ということで準新作の作品をいくつか借りている中、ホラーをジャケット見てホイホイとカゴに入れてきたら、でっかく「ジェシカ・アルバ」と書いてあってうわ、めちゃ地雷臭・・・と思ったのですが、これはこれで気持ち悪くてなかなか面白かったな、と。
と言うよりですね、一時期スターだった俳優さんがちょっと落ち目になってB級ホラーやサスペンスに落ちてくる(?)のって好きなんですよw
お話はその昔、田舎で築かれたあるあるとコミューンの50人集団自殺事件をジェシカ・アルバ率いるクルーが調べに行く。
一緒に行ってくれるのはその事件での唯一の生き残りであるサラ。独自のコミューンで育ったため、自分の親が誰かもわからないし、当時5歳だったので記憶もほとんどない。彼女は彼女なりに事件と向き合い、自身は何者か?を求める。
ジェシカはジェシカで、亡き父に対する大きな傷を抱えており、どうしてもこの取材で実際何があったのか?を調べたい。
カメラや音声など7.8人のクルーで科学的検証をし始めるが・・・。
ちょっと話は込み入ってて。
独自のコミューンを作ってってチャールズ・マンソンとか思い出しますね。
サラは当時幼かったから記憶も曖昧なので、現場に行っても思い出してくれることは少ない。
でもふとした瞬間に断片的な思い出がよみがえり、そしてまだ見つかってなかったしたいなども現れ真実に迫れる要素が増えていく。
カメラに不審なものが映ったり、ちょっとマジでここやばくない?と思って街に帰ろうとしたら車をメンバーの1人が乗って逃げちゃってる!
他のメンバーが歩いて助けを呼びに行くなどなど、ここからどんどん人が少なくなっていくが、みんなちゃんと戻ってくる。
誰の回想かわからないが、そのコミューンが何をしていたのかが語られると、なんか人は醜いため、一度死んでコミューンを統治していた男が蘇らせればクリーンな人間として生きられる、という名の下の集団自殺だったことが判明。
ということは・・・。
ラスト近辺に明らかになる事件とジェシカ・アルバの関係とか、あのミイラの正体とか切ないね。
結末すら切ないと思いました。
そんなに縛られていたなんて・・・。
悲しさもあり、怖さもあり、スプラッタもありw
結構良かったです。
2016年DVDスルー新作