SORA

パンとスープとネコ日和のSORAのネタバレレビュー・内容・結末

パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

すべてが心地良い。
私が求めていたドラマはこの作品でした。

「私っていったいどこに向かうのか。私の人生ってなんだっけか」なんて自問するときに、そっと寄り添ってくれるドラマ。


耳心地のいい音とBGM。なんか懐かしさを感じる風景。お洒落だけど、おしゃれ過ぎないセット、ファッション。主張しすぎないそれぞれの気持ち。寄り添ってくれるような優しい俳優陣。台詞がまた素晴らしい。
「しまちゃんはさ…あれだね。素直にいろんなことを感じられる人なんだね。…きっと色んな人に好かれてきたんだろうね、今まで」「ちゃんと人に好かれてきたから、ちゃんと普通に人のことを好きになれる」っていう台詞が好きです。このシーンの小林聡美さんの演技が素晴らしく好き。

キャラクターを詳しく説明する台詞がなくても、ほんわりでも確かに感じる心や人間性の描写の仕方が好きです。本当に好き。
温かくて、美味しそうなのに頑張りすぎないお料理達をみてるだけでも、ほっこり。

何処をとっても心地良い。
SORA

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