ったあぁ

ピクセルのったあぁのレビュー・感想・評価

ピクセル(2015年製作の映画)
3.1
明石の映画館にて。

オタクvsアーケードゲームのキャラクター!
僕自身はファミコンとスーファミの間くらいからゲームし始めた世代なんやけど、おなじみのキャラクターが一同に大暴れするのはやっぱりテンションあがるね。

ただ、同行者との鑑賞後の共通の感想は「面白くなかったけど面白かった!」でした(笑)。

ギャラガの空軍基地制圧。
タージマハル大分解。
ロンドンのセンチピード戦。
ニューヨークでのパックマンとのカーチェイス。
大暴れドンキーコング。
(いや、そこはゲーム大国ニッポンも巻き込めや!)

どれも大迫力、CGも綺麗で実際にテトリスが空から落ちてきたら僕もスマホ片手に撮影しに走ったと思う(笑)。
大画面でギュインギュイン動きまくるキャラクターに大興奮。映画館で観てよかった!Qバードくん僕も一匹ほしい!

んやけど、そのあいだあいだのドラマが絶妙に面白くない(笑)。バツイチ同士のオタクとキャリア軍人の恋模様のどこに感情移入したらよかったんや…しかも明石では吹き替え版しかやってなかったもんやから、ギャグもアメリカンジョークも最高に笑えないorz
その上主人公のおっさんが、ジローラモと寺門ジモンを足して2で割ったような見た目で声が柳沢慎吾ときたもんや。oh…あれ、でも渡辺直美のアフレコは結構上手かった。
MVPは神谷明の「パックマン、お前はもう死んでいる!」。もはやストーリーと関係ない…

ゲーム大好き製作側がドラマそっちのけで思う存分ゲームキャラクター大襲撃を作りこみたかったんやなぁというのがありありと見てとれました。まぁそっちの方はしっかり楽しみましたけどね。ゲーム愛は伝わった!

本編後にエンドロールとともに流れる「映画の内容をドット絵で3分にまとめてみた」的な動画も、ゲーム愛に溢れてたし、うまく短時間でまとめられてるし、最後までゲーム的な要素にはワクワクしたんやけども。
逆に言えば、3分でドット絵にまとめられるような内容、ってことですね、ハイ。
ったあぁ

ったあぁ